カウンセラーは病める心の救世主

~悩みを抱える人やカウンセリングの仕事に関心がある方へ~

心の問題を解決するカウンセラーについて

カウンセリングは人間関係に疲れたり、生き甲斐を感じなくなってしまったりといった理由から、心に問題を抱えている人の話を聞き、問題解決へのヒントを一緒に見つけることです。現代において、子供から大人までいろいろな人が心に問題やストレスを抱えているので、そのニーズは高まっています。

学校でのいじめや不登校などは社会問題になっており、大人の社会ではパワハラやモラハラなどのハラスメントが多く起こり、うつ病などが問題視されています。カウンセラーは精神科医などと違って薬を使用せずに、気軽に話すことで相談者とじっくり向き合い、相談者と一緒に解決方法を探っていってくれるのです。

そんなカウンセラーに向いている人の資質とは、相談者の話を最初から最後までちゃんと聞く姿勢があることです。人の話を聞くのがもともと好きな人や聞き上手といわれるような人には向いている仕事でしょう。しかし、カウンセラーになるためには心理学の知識が必要であり、大学で勉強したり、専門学校などで学ぶ必要があります。また、資格学校などでその講座を受講することも可能で、心理学の他には精神分析療法などの心理療法を学ぶことが必要です。

関係する資格としては、臨床心理士や認定心理カウンセラーなどが必要になってくる場合もあります。カウンセラーになると医療関係や教育機関、企業において活躍できます。もしもカウンセラーを目指すのであれば、専門の知識を身に付け、常にカウンセリングのスキルを向上するため、多くの経験を積みながらより良いカウンセリングができるよう日々の努力をしなければなりません。