カウンセラーは病める心の救世主

~悩みを抱える人やカウンセリングの仕事に関心がある方へ~

看護師もカウンセリングを利用しよう!

看護師の仕事は人の役に立つやり甲斐のあるものですが、肉体労働の面がある一方で、人の生死に関わために精神的な負担が大きいのも特徴です。そのため、新人の頃は落ち込んだり、ショックを受けることがあります。看護実習で経験しているといっても、本格的に仕事として取り組むと、気持ちが回復するまでは、自分自身で哀しみを癒して浮上しなければなりません。しかも、命に係わる仕事であるからこそ、常に緊張感があり、ストレスの溜まり方も大きく、とてもハードに感じてしまいます。

そのため、繊細で生真面目な人ほど上手くストレスを発散できず、心身を病んでしまうケースも見られるようです。そこで、気持ちの切り替えができない、落ち着かず常に不安であるなど、心理的な負担を自覚した場合は、積極的にカウンセリングを利用しながら仕事と向き合うことをおすすめします。

看護師だからと我慢するのではなく、心身に負荷をかけて離職してしまう前に対処することが大切です。自分の気持ちというのは分かっていても制御しきれない場合があり、そういった時には医療従事者であっても専門家に頼ってみましょう。第三者に話すだけでも落ち着く場合がありますし、カウンセラーには守秘義務があるので安心して相談できます。また、対処法を教えてくれるので、一人で思い悩むのではなく、頼ってみるのも時には必要です。

看護師という職務を長く続けるためには、何よりも肉体の疲労と心のストレス解消が重要になり、自分だけでは無理な時には外部の力を借りることも大切です。